日本の高速道路は、多様・複雑な地形、気候、災害などの経験を通して半世紀以上にわたり培われてきた技術・ノウハウ・体制の結集であり、世界トップレベルの安全性・技術力を誇る「トータルマネジメントシステム」です。
ここでは、代表的な環境保全技術をご紹介します。
自然豊かな地域だけでなく、住宅が密集する都市部でも、周辺地域への負荷を最低限に抑える経験と技術を有しています。
遮音壁の設置
高速道路から沿道に伝わる騒音を低減するための遮音壁や、騒音を抑える高機能舗装を整備しています。
道路照明の光が、隣接する畑の農作物や周辺の動植物に影響を及ぼすのを防ぐため、後方への光の漏れを防ぐ遮光板付きの照明灯具を設置しています。
従来型の照明設備
遮光板付きの照明設備
従来型の照明
光の漏れを防ぐ照明のイメージ
太陽光発電設備による道路照明電力供給
CO2排出量の抑制のため、太陽光や風力、トンネル湧水などの再生可能エネルギーをサービスエリア・パーキングエリアなどの休憩施設、道路設備に活用しています。
自然環境保全
設計前に自然環境への影響調査を実施。沿道の自然環境に応じた、植物などの保全保護につとめています。