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日本の先進道路技術

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日本の高速道路は、多様・複雑な地形、気候、災害などの経験を通して半世紀以上にわたり培われてきた技術・ノウハウ・体制の結集であり、世界トップレベルの安全性・技術力を誇る「トータルマネジメントシステム」です。

ここでは、最先端の高速道路技術をご紹介します。

最先端技術

都市部から山岳地帯に至るまで、多様な施工条件下での最先端の建設技術を有しています。

IT技術を活用した次世代道路技術

ITS(高度道路交通システム)ITS(高度道路交通システム)

各種サービスの提供を可能にするITS(高度道路交通システム)の導入など、次世代の道路への展開を進めています。

さまざまな条件に応じた橋梁の建設技術

急峻な山岳間の橋梁建設、都市内の高架橋など様々な現場条件に応じて、経済的かつ適切に橋梁を建設しています。

山間部の橋梁建設山間部の橋梁建設

都市部の橋梁都市部の橋梁

施工条件の制約に柔軟に対応するトンネル建設

施工場所の特性を考慮した、各種工法によるトンネル建設を行っています。
例えば、都市部においては、ライフラインや鉄道が様々な重要構造物と交差するなど厳しい施工条件に対応する高い建設技術力を駆使しています。

都市部のトンネル建設(1)シールドトンネル掘削

地上に多くの建物が密集し、地下には埋設されたライフラインや地下鉄などが多い都心部で、周囲への影響を抑えながらシールドマシンを使って道路トンネルを建設しています。

シールドマシンによる建設イメージシールドマシンによる建設イメージ

シールドマシンシールドマシン

都市部のトンネル建設(2)非開削切り開き工法

平行した2本のシールドトンネルを地上から開削を行わずに地中で切開き、両シールドトンネルを接続して出入口を構築することで、地上の車線を確保しながらのトンネル施工を実現しています。

非開削切り開きによる建設イメージ

完成したトンネル

地盤特性に左右されない土工品質の確保

軟弱地盤や地滑り地域においても、斜面の安定や適切な盛土の品質管理で土工工事をマネジメントしています。

先端技術による建設具体例

芝川高架橋(新東名高速道路)

芝川高架橋芝川高架橋

急峻な斜面に橋脚を建設する場合でも掘削面積を最小にする工法を開発。地形変更の規模を縮小して自然環境への影響低減を実現しています。

湊町出入路・パーキングエリア(阪神高速道路)

湊町出入路(北側)・湊町PA湊町出入路(北側)・湊町PA

音楽ホール・店舗などの商業複合施設(湊町リバープレイス)と出入路・パーキングエリア(PA)を一体的に整備しています。

近江大鳥橋(新名神高速道路)

近江大鳥橋近江大鳥橋

橋脚に超高性能コンクリートと高強度鉄筋を採用し、耐久性・耐震性に優れた構造を実現しています。

東京湾アクアライン

東京湾アクアライン東京湾アクアライン

神奈川県川崎市と千葉県木更津市(延長約15km)を、橋と海底トンネルで結ぶ長距離道路です。